それっておもしろいの?

キャラ弁作りっておもしろいの? vol.4

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 皆さん、今日も暑いですね。こんにちは、松方です。

世の中にある、あんなことやこんなことのおもしろさを探るコラム「それっておもしろいの?」。
最近はあちらこちらに出かけて体験する内容が続いていましたが、今回はちょっと気分を変えて、室内で味わえる新しいおもしろさを見つけてみたいと思います。なぜかって? えぇ、そりゃ暑いからですよ。

 そんな今回のテーマは「キャラ弁」でございます。

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 あれは昨年のことでした。会社にお弁当を作って持ってくる、という行為が一大ブームになりましたね。

 ネコも杓子も口を開けば「弁当、弁当」。あらゆるところで弁当箱や関連グッズが売られ、自分でお弁当を作る男性=「弁当男子」なる言葉も発生しました。私の知り合いも、雑誌に載ったり本の表紙を飾ったり、でもって最終的には弁当男子ブームに疲弊したりしていました。今となってはいい思い出です。

 そんなブームとしての「弁当」は現在落ち着きを見せているものの、依然として皆さん、弁当作りは続けているようです。そうですよね。だってヘルシーだし、経済的だし。かくいう私自身も、昔は弁当を自作して会社に持参していた時代があったので、弁当を作ることのおもしろさはフツーに理解することができます。たとえ自分で作っていて中身がなんだか分かっているとしても、フタを開ける瞬間ってやっぱり楽しいし、食べたときのおいしさはまた格別です。
 
 が、ですが、そんな私が唯一理解できない弁当作りがあるのです。
それがこの「キャラ弁」というやつ。

 ごはんやおかずでアニメやマンガなどのキャラクターをかたち作った、見た目にも楽しいお弁当、というのがキャラ弁の定義らしいのですが、「口に入ればなんでも一緒じゃん!」という、かわいらしいものをあまり認められない私にとっては、まったくもって理解できない弁当です。

 とはいえ、今ではキャラ弁を題材にした本も出版されているし、ブログも多数存在。さらにはキャラ弁作りのコンテストが開催されたり、キャラ弁専用の便利グッズが発売されたりと、落ち着きを見せる弁当ブームに相反して、こちらの熱気はいまだ高まりつつあるようです。
 
 ということは、やはり何かしらおもしろいことがあるはず。てなわけで、今回はそのおもしろさを探ってみるべく、自宅でシコシコとキャラ弁を作ってみました。
果たしておもしろいんですかね、これって。
   

はじめてのキャラ弁作り・その1【準備】

  さて、じゃあさっそく作ってみましょうかね、キャラ弁を、と思ったところ、いろいろ調べてみると、どうやらキャラ弁作りには便利グッズの準備が欠かせないよう。特に、キャラクターの顔パーツになったり、かわいらしい飾りになったりする海苔をカットするグッズは必要不可欠。さらに、彩りをよくするための食材なども重要とのことなので、なるべくラクして作りたい私は、キャラ弁作りに必要と思われるグッズを買いに行くことにしました。

 で、買ってきたのがこちら。

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 左上から順に時計周りで、クラフトパンチ2種(くま&音符)、抜き型、おかずカップ、ロータリーカッター(カーブがうまく切れるカッター)、おにぎり器、一穴パンチ。一部、今回は使わなかったものもありますが、これくらいあるとよいらしい。
 
 とりあえず、全部某100円ショップで揃えました。しめて700円。海苔カット用や型抜き用など、かわいらしい飾りを作れるものがメインです。バラエティストアなどに行くと、もっといろいろなグッズが売っているそうですが、初心者だし、ハマるかどうかも分からないので、まずはこれくらいでよしとしましょう。
ちなみに、使用例は後述しますが、買ってよかったグッズはこちら。
 
05_img_03.jpg (1)海苔用パンチ。本来は紙などを切る「クラフトカッター」として、文具売り場に売られています。クマと音符の型を買ったけど、ほかにもいろいろありました。適当に消毒すれば、立派に食用として使えます。


05_img_04.jpg (2)同じく海苔用として使うパンチ。一穴の小型パンチです。○をキレイにカットするのは至難の業なので、こちらもキャラ弁作りの必須アイテムといえます。


05_img_05.jpg (3)抜き型。このように、いくつも入って100円で売られているので、非常にお得。キャラ弁グッズの初歩だそうです。


05_img_06.jpg (4)グッズではないですが、食材の中であった方がよいと思うのが、このミックスベジタブル。レンジでチンして散らばしておくだけで見た目が華やかになるので、あると便利です。


 あとは、適当に冷凍食品やらなんやらを買い込んで、準備は完了。
キャラ弁作り、ようやくスタートです。

はじめてのキャラ弁作り・その2【作ってみたよ!初級キャラ弁】

  初のキャラ弁ということで、まずは簡単そうなもので肩ならし。このサイトを参考に「森のきのこ弁当」なるものを作ってみることにしました。ざっくり作り方も載っているし、見た目にも簡単そうなので、初心者でもたぶん大丈夫。てなわけで、サイトを見ながら作業開始です。
 
05_img_07.jpg まずは、ごはんを整形。軽く塩味をつけたごはんを適量ラップフィルムに包み、きのこの形になるように整えます。

05_img_08.jpg これを2つ作り、きのこのかさにあたる部分にエビ寄せフライを乗せれば、土台は完成。あとはこれに海苔で顔をつけて、空いた部分におかずを詰めればできあがりなのです。

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丸い目を作るために、購入した一穴パンチをさっそく活用。簡単に量産できて、ラクラクですわ。クチの部分は仕方ないのでハサミで切りました。


05_img_10.jpg でもって、顔をつけたのがこちら。ほっぺたはにんじんで作っています。
   

05_img_11.jpg ちなみに、きのこの頭の部分の飾りつけ(ミックスベジタブル)は動かないよう、パスタで固定しています。こんな感じに具材に乾燥パスタをぶっさし、さらにエビ寄せフライにぶっさすというわけです。乾燥したパスタは、ほかの具材の水分を吸って、食べる頃にはほどよい固さになるというからくり。これ、最初に思いついた人、天才ですね。
   
 あとはちょいちょいとすき間をおかずで埋めたら、初のキャラ弁「森のきのこ弁当」の完成です。

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 ここまでの所用時間は約45分。いくらごはんの整形や海苔のカットが大変だったとはいえ、こんなに時間がかかるのでは毎朝作ることはできません。みんなは一体どうしてるんだろうと思ったら、なんと時間のかかる海苔のカットは前日の夜にやっておくんですと。ほほう、それは用意周到ですね。
 

はじめてのキャラ弁作り・その3【作ってみたよ!中級キャラ弁】

  さて、初級編を作り、肩もあったまったので、続いてもうちょっとむつかしいキャラ弁作りにチャレンジしてみることにします。

 次なるターゲットは、パンのくせにパトロールに出かけ、お腹を空かせた子どもには自らの顔をちぎって与えるという、ちょっとホラーなアイツ。そう、ア○パ○マンです。みんな大好きクックパッドに載っていたレシピや写真を参考に、「ア○パ○マンとおむ○びまん弁当」を作ってみましょう。

 このお弁当の難易度は、なんと言ってもやはりキャラクターの顔作り。森のきのこよりもだいぶハードルが高いです。
 
05_img_13.jpg とはいえ、やること自体はそんなに変わらないわけで、先ほどと同じく、ごはんの整形から始めます。
お○すびまんの三角顔は、普通に握ってもよいのですが、せっかく便利グッズを購入したので、それを使って美しく三角形のおむすびを作ります。

05_img_14.jpg ア○パ○マンはただのマルなので、チキンライスをラップに包んで丸く整形。でもってこれまた初級編と同じく、海苔とにんじんとでキャラクターの顔を作ります。

本来ならばかわいくモノホンそっくりに作りたいものですが、あんまりアレだとどこかから何か言われるかも、という大人な事情も加味し、目線を入れてごまかしたスペシャルバージョンです(決して、面倒だったからではないですよ)。

原稿の都合上、一コマでここまで進めていますが、実際にはそれなりの時間がかかっています。ていうか、海苔のカットってホント面倒くさい。皆さんは、オーブンシートにキャラクターの顔やらなんやらを転写して、それを元にカットしたりしてるんですようですが、さすがに今回そこまでの情熱は持てなかったので、キッチンばさみを片手に、見よう見まねでなんとかがんばりました。

 ここまでできれば、キャラ弁はできたも同然。あとは、空いたところにおかずを適当に詰めて、出来上がりです。ちなみに中級編の制作時間は約1時間。キャラクターの顔を作るところまでで、パワーの95%くらいを使い果たし、あとは惰性で作っています。

 無事完成した「ア○パ○マンとおむ○びまん弁当」がこちら。なんとなく、それなりにできました(ような気がします)。

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こうして、賞味2時間のキャラ弁作り初体験は幕を閉じたのであります。
 
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 自分で「やってみよう!」と決めたにも関わらず、いざやり始めてもなかなか気分がのってこなかった今回の企画。

 特に重要な海苔をカットする作業は本当にしんどいわ、しかもだらだらやっていたら海苔が湿気ってベタベタ&ふにゃふにゃになってくるわで、ぶっちゃけ途中までひとつも楽しいところがありませんでした。

 ところがそんな気持ちも、整形したごはんの上に海苔等を乗っけて、キャラクターを完成させるというときになると、ガラッと変わるのです。もっとかわいくしたい、もっと本物そっくりにしたい、という欲求がどこからか湧いてきて、なぜだかこだわってしまいます。その結果、完成したときのやりきった感といったらありません。アドレナリンがぶわーっと出たような感じの、なんともいえないうれしさでいっぱいになります。

 今回は作ってまもなく食べてしまったのでアレですが、(1)キャラ弁は完成したときのうれしさと、(2)ランチのときにフタを開けるうれしさと、二度のうれしさが味わえる、楽しい弁当ですね。
それも、自分用というより、食べてくれる誰かを思って心を込めて作るのに大変向いていると思います。

 お子さんはもちろん、キャラクターとか嫌がらないカレをお持ちのアナタは、ぜひ作ってあげてください。きっと喜ばれるはず(たとえ喜ばれなくても、クレームはしないでね)。

 とはいえ、持ち運び時に中身がぐっちゃぐちゃになっていたら、中身がなんだかわからない上に悲しいことこの上ないので、皆さん、キャラ弁を作った際はいつも以上にお弁当を丁寧に運ぶことをオススメします。
 
【キャラ弁作りのおもしろさ評価】
ハマり度:★★★☆☆
やりきった度:★★★★☆
満腹度:★★★☆☆

post by ナイロンガールズ | 2010.08.06 12:00

キャラ弁作りっておもしろいの? vol.4

松方
熱しやすく冷めやすい性質をもったフリーライター。30歳を超えてようやくWebのおもしろさに気づき、いろいろなところに顔を出していこうと思っています。趣味は毛抜き。好きな色はオレンジ。好きな女優は、吉高由里子。左投げ左打ちですが、野球はできません。家に夫が一人います。
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