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【R-18+】着衣時間、僅か18分半!欲望渦巻く人間模様を鑑賞する 映画『愛の渦』

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映画「愛の渦」公式サイト にリンクします。
明日、3月1日(土)より全国ロードショーで公開! 



※映画「愛の渦」は、R-18+指定作品です。


 「皆さんってスケベなんですよね!?」

なんて聞かれて、躊躇いなく「はい、スケベです!」と答えられる人は数少ない。
だって、普段の生活で見せることの少ない部分。
簡単に大きな声で言えるもんじゃない。

映画『愛の渦』は、そんなスケベ——もとい性欲について真っ向から描いた作品。
だからこその驚きの裸率。
なんと着衣時間が上映時間123分中、僅か18分半!
ただ、裸になるのは“身体”だけではない。


 
原作は劇作家、三浦大輔さんが主宰する演劇ユニットの「ポツドール」の代表作であり、第50回岸田國士戯曲賞を受賞した舞台劇『愛の渦』。
三浦大輔さん自らが映画用に書き下ろした脚本により今回、映画化となった。


イントロダクション
午前0時〜5時。料金は男:2万円、女:千円、カップル5千円。
豪華なマンションの一室に集まったのは、ニート、女子大生、フリーター、保育士など普段の生活では交じりそうもない男女。
彼らの目的は「ただセックスがしたい」。
しかし滑稽なまでに剥き出しの性欲は、お互いの心も裸にしていく。
好意、嫌悪、侮辱、格差…渦巻く思惑と欲望の一晩が向かう結末とは——



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(C)映画「愛の渦」製作委員会


バスタオル一枚で、セックスを始めるタイミングをいかにして掴めば良いのだろうかという男女たちの会話による探り合いは、滑稽でありつつも非常にじれったい。

じれったいのだけれども、親しき仲にも礼儀ありな日本人は「性欲の前にも礼儀あり」なのがこの作品において欠けてはならないものだったりする。


ストーリーが進んでいくにつれ、欲望に正直になっていく男女たち。
本音と建前が交差しつつも、次第に本音が露になっていく会話劇が繰り広げられていく。
男女複数人だからこそ成り立つ、異性がいる前での同性同士の会話の変化にも注目して欲しい。

そんな会話のなかに込められた性欲を前にした“あるある”のテンポの良さに、鑑賞者たちは「エッチな話で笑うのは恥ずかしい」という理性が、どうしても負けてしまう。
ど〜〜〜〜しても我慢出来なくて笑ってしまうため、鑑賞者たちの笑い声は皆「ブハッ」となってしまう。

その「ブハッ」の音もはじめは恥ずかしげで小さかったのが、次第に躊躇いのない大きな音になってくる。
鑑賞者たちも抱えている欲望への“あるある”が自分だけではないのだという妙な安心感とか一体感が生まれて、オープンになってくるのかもしれない。



  
【R-18+】本編での着衣時間が短ければ、もちろん予告編だって……。クリックして観る際には環境、音量へのご配慮をお忘れなく♡


欲望渦巻く夜は、あくまでも一夜限り。
夜はやっぱり明けてしまうのだ。

この一夜が明けて欲しくないと思ってしまうほど、愛しく感じられてしまう男女たち。
それは日常では隠されている彼ら彼女らの欲望を知ってしまったという一種の共犯めいた親近感が、鑑賞者側にも湧いてしまうからなのかも。

今回、映画化に伴い監督自らが新たに執筆したことで加えられた、一夜の後。
切なくならずにはいられない展開について、語りたくなるのは必須!

内容も映像も題材である欲望に対して、とことんド直球だからこそ感想も飾らない自分の言葉で伝えたくなる。
観賞後の感想を言い合うまでを映画の楽しみの一つとするならば、誘う相手はありのままの自分を知って欲しい人をオススメしたい。



映画「愛の渦」(R-18+指定作品)
原作・脚本・監督:三浦大輔
出演:池松荘亮、門脇麦、滝藤賢一、中村映里子、新井浩文、三津谷葉子、駒木根隆介、
   赤澤セリ、柄本時生、伸江勇、窪塚洋介、田中哲司

2014年3月1日(土)より テアトル新宿ほか全国ロードショー







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木下奈緒美

写真作家、東京出身。
国内外のパーティーをスナップしています。 
地元である深川の桜フォトマップ作りを今年も始めています。
飼っているクロオオアリは女王アリ、兵隊アリ共に現在冬眠中です。


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