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Likkle Mai(リクルマイ)「mairation」発売インタビュー

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Likkle Mai リクルマイ
約2年ぶりに、待望の3rdアルバム「mairation」が完成し、2009年11月4日に発売を控えるLikkle Mai(リクルマイ)。
彼女は、DUBバンドDRY&HEAVYの元ヴォーカリストとして活躍し、2005年よりレゲエシンガーとしてソロ活動を始動。リリースした2枚のアルバムは数々の音楽誌で大絶賛された。

レゲエミュージックの核心を失わずに、日本語で歌われるやさしくも力強いメッセージ。愛とは?強さとは?彼女にとってのルーツを探るインタビュー。

テーマは"愛"です


──今回のアルバムのテーマは?

テーマは"愛"ですね。"One Love"です。
"One Love"は言わずと知れたボブ・マーリィの名曲ですけど、ひとつの愛ひとつの心で世界もひとつになるっていう、"One Love"の精神をずっと大事にしています。

──リクルマイとして3枚目のアルバムですが、今までと違うところは?

今までは色んなことを試してみたいという気持ちがあったんですが、今回はルーツに戻りました。
レゲエという音楽の本質と向き合って、今の社会とも向き合って、しっかり作りこんでいきました。とは言っても、いろんな人に聴いてもらえる、聴きやすい曲が多いと思います。
ルーツレゲエやDUB好きの人にも聞いてもらいたいし、いわゆるジャパレゲ好きの人にも聞いてもらいたい。DRY&HEAVY時代のファンも満足してくれるアルバムに仕上がったと思います。

Likkle Mai リクルマイ

──日本語のリリック(歌詞)がメインですよね。

そうですね、やっぱり"伝えるため"に歌っているので。
DRY&HEAVY時代は、声も楽器のような使い方をしていたけど、今は伝えたいことをよりストレートに伝えるために、日本語で歌っています。 でも、日本語のレゲエって難しいんですよ。どこかダサくなるというか、やぼったくなりがちなので、そこはかなり考えて作っています。

──あえて1曲、おすすめの曲を選ぶとしたら?

全部おすすめですけど(笑)最後の「One Life To Live(ワン・ライフ・トゥ・リヴ)」は、色んな方に「いい曲だね」と言っていただいて、既にライブでも定番になりつつある曲です。10月7日からiTunes Storeで先行配信されるので是非聴いて欲しいです。


プロダクションに所属しないということ


──リクルマイさんは、ギタリストのThe Kさんと共に、自身のレーベル「MK Muzik」で活動していますが、自身のレーベルで活動するというのは大変じゃないですか?

大変ですよ。マネージメントも自分でやっているので、ツアーの時なんか地方のイベンターに連絡して、ブッキングから何から全てやらないといけないですからね。 DRY&HEAVY時代はそういう部分に恵まれていて、全部プロダクションがやってくれていましたが・・・でも、今はお客さんの生の声が聴けるので、それは良い部分です。自主的にお客さんとコミュニケーションするようにしています。

──特に、夏はイベントやフェスが多くて大変なんじゃないですか?

ライブは年間70本くらい。最近は少し減らしてるんですけど、夏は毎日のように入っていたりするので、さすがに大変でした。
去年はハワイでもライブツアーをやって、盛り上がったんですよ。

Likkle Mai リクルマイ

──自分たちでやっていこうと思ったきっかけは?

我が強いので、自分で全部決めたいんですよ。
自分たちが食べていく分は稼げるし、自分が満足する音楽をつくれる環境が保てるのであれば、それが一番かなと思っています。
今はそういう時代だと思うんです。

──今後、レーベルの活動として、他のアーティストのプロデュースをしたり・・・というのは考えていないんですか?

今は自分のことで精一杯ですが、いずれ、他のアーティストのプロデュースにも手を広げていきたいとは思っています。The Kのソロアルバムも出す予定です。

自分が歌う立場になるとは思っていなかった


──昔からミュージシャンを目指していたんですか?

漠然と、音楽関係の仕事をしたいと思って上京したんですが、自分が歌う立場になるとは思っていませんでした。
レコード屋でバイトをしていて、その頃からレゲエは大好きだったんですが、たまたま知り合いに誘われてバンドに参加したという感じで・・・
だから、歌の勉強とか何もしてないんですよ。専門学校に行っていたわけでもなく・・・

Likkle Mai リクルマイ

──全部独学ですか?

同じバイトをしていた仲間で、歌手になるために勉強している子がいたんです。その子に教材を借りて、発声練習のCDとか聴きましたね。でもそれはバンドに入ってからなので、必要に迫られてというか(笑)

──トントン拍子だったんですね。

縁ですね。出会いに恵まれてるんです。
ちょうどDUBブームに乗っかったというのもあって、大きなフェスに出演したり、海外ツアーに行ったり、バンドでは本当にいろんな経験させてもらいました。でも、シンガーとして更に飛躍したいという気持ちがあって、ソロとしての道を選んだんです。


1stアルバム「Roots Candy」に収録されている「朽ち果てぬ光」のPV

強く生きないと


──リクルマイさんの歌や生き方に、底知れぬ力強さを感じるんですが、昔からこんな感じなんでしょうか?

わたしのまわりにいる女性が、強い人ばかりなんですよ。友だちもみんなこんな感じ。今は女性も一人で何でもできるでしょ?強く生きないと!男の人引っ張っていくくらいで(笑)

──何か、リクルマイさんの生き方や考え方、音楽に対して影響を受けたものがあったら教えてください。

19歳のときに一人旅でイギリスに行ったことかな。
イギリスはジャマイカに次ぐレゲエ産出国なので、もちろんレゲエシーンを体験したかったのだけど、レゲエだけでなくいろいろなことにカルチャーショックを受けました。 いろんな人種が同じ土壌で暮らしている。「みんな違ってみんないい」を肌で感じました。

──音楽以外で、好きなものやはまってるものは?

ビールですね。とにかくお酒が大好き。
人と話すのも好きだし、そういう場所に行くのが好きなんです。いつも飲んでます(笑)

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2009年10月7日iTunes Storeで先行発売される「One Life To Live」
iTunes Store で買う

Likkle Mai Mairation
3rd Album「mairation」
2009年11月5日発売
MKD-002
2,500円(税込)

<収録曲>
1. Come Together For I&I
2. My Yellow Cinderella
3. 共にゆこう
4. Put It On
5. Whatever Will Be
6. Someone Loves You Honey
7. Starlight Says It's Alright
8. 甘いとき
9. 意地悪WoRLD
10. Zion Eyes
11. Guide And Protect
12. Willow Tree
13. One Life To Live
profile
Likkle Mai Likkle Mai(リクルマイ)

DUBバンドDRY&HEAVYの元・女性ヴォーカル。
在籍中に4枚のアルバムと1枚のリミックス・アルバムをリリース。05年、更なる飛躍を求めDRY&HEAVYを脱退しソロとして始動。
06年2月アルバム『ROOTS CANDY』をリリース。レゲエ界のトップミュージシャンで構成されたバンドによるエネルギッシュなステージングが話題に。 同時にギタリストThe Kとのピースフルなアコースティックライブも敢行。異なるライブ形態を使い分けたスタイルはリクルマイの真骨頂。 07年7月、レゲエに回帰しながらも音楽的に更なる進化を遂げたセカンドアルバム『M W』を発表。 数々の音楽誌で大絶賛される。その後ファン投票により決まったシングル曲『My Woman/Home,Sweet Home』を7インチでリリース。 08年8月にはハワイ・ツアーを行う。アラモアナでのライブでは約千人の集客を集め、大成功を収める。 全編バンドサウンドによる待望のサードアルバムを09年9月末にリリース。 それに先がけ5月13日に発売された7インチ・シングル「Come Together For I&I」は、かのRob Smith(Smith&Mighty、RSD)が大絶賛。 これを機にRobがリクルマイのアルバム楽曲のリミックスを行うことが決定している。 この他ルーツレゲエのDJとしても第一線で活躍中。さらに文化放送デジタルラジオでのレゲエ番組「Cool Jammin'」のパーソナリティ勤める。
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